• 教育委員さん「出番です」

    • 大人の都合で見守りや支援を放棄することは「教育の放棄」でしかありません
    •  「児童全員が代表であり、主役であるという意識を子どもらに持たせる」という理由で、県内のほとんどの小学校で学級委員が廃止されています。
       ある学校の校長に意見を求めたところ「一部の人間にだけリーダーの自覚や責任感を感じさせることは適切ではない」とありました。
       子供たちにクラスのリーダーとなる学級委員を学期毎に投票で選ぶことは民主主義の実践であり、任期を終え、一兵卒となって次に選ばれたリーダーを支える体験は人間的な成長を促進させます。
       人は小さな挫折の経験を繰り返してたくましく成長しますが、「選挙に立候補して落選すると子供の挫折や劣等感の因となる」という理屈は、「けがをする可能性がある」という理由で公園から遊具を撤去させることと同様、大人の都合で見守りや支援を放棄する「教育の放棄」でしかありません。
       勉強の出来る子、足の速い子、絵や歌が上手い子等々、子供たちは様々な個性を持っています。努力をして個性を伸ばし、適切な評価を得ることで、さらに能力を発揮するのであり、運動会の徒競走で、児童の能力にあわせてコース内に近道を作り、ゴール付近で接戦になるように調整したり、学芸会で、一つの劇の主役を複数の児童が途中で交代して演じるなど、学校現場の「平等主義」では、リーダーシップや個性の醸成は不可能だと思います。
       深刻化する学力低下は「鍛える」よりも「挫折をさせない」という面を重視する教育思想にも因があるように感じます。島根に生まれ育つ子供たちが、たくましく、有為な人材として社会で活躍できるようにするためには、学校社会でしか通用しない理屈を一般社会で生き抜くための体験に是正することが必要であり、いまこそ、教育行政の執行に関わる教育委員各位の出番だと思います。
    • 掲載日: 2013年9月08日

 



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