ベクレルとシーベルト、よく分かりません

    • 投稿者:一市民
    •  島根県でも東北地方から購入した稲わらや行使から放射能が検出され、風評被害が深刻になっていると報道されています。精肉店やスーパーでは和牛の販売が大きく低下していると聞きました。議員は風評被害が起こるのは、消費者が未熟であることと生産・流通段階での食品検査の体制不備に原因があると言われています。毎日のように、各地の食品や土壌などで放射能の検出が報道されていますが、「ベクレルとシーベルト」という単位が使われ、どれがどうなのか、また、どこまでが安全で、どこからが危険も分かりません。もっと丁寧に、住民に分かりやすく説明されないと、不安はどんどん大きくなるばかりです。
    • 投稿日: 2011年8月24日
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  • 丁寧な説明の必要性を痛感します

    • 投稿者:園山 繁
    •  ベクレル(Bq)は、1秒間に崩壊する原子核の数を表す物質の放射能の単位です。シーベルト(Sv)は、人体への影響の度合いを考慮した放射線量を表します。
       飲料水や農産物から、放射性元素であるヨウ素131、セシウム137が検出されていますが、放射線を発生する能力(放射能)の単位は、ベクレルBqで表示されています。厚生労働省健康局の資料によると、原子力安全委員会が定めた飲食物制限に関する指標値は、放射性ヨウ素(飲料水) 300Bq/kg、放射性セシウム(飲料水) 200Bq/kgです。例えば、300Bq の放射性ヨウ素 131 が検出された飲み水を 1kg 飲んだ場合の人体への影響は、実効線量係数が0.022(:放射能の単位であるベクレルから生態影響の単位であるシーベルトに換算 する係数で、核種、化学形、摂取経路により放射線障害防止法などで規定されている)ですから、300Bq×0.022=6.6μSvとなり、200Bq の放射性セシウム 137 が検出された飲み水を 1kg 飲んだ場合の人体への影響は、実効線量係数が0.013ですから、200Bq×0.013=2.6μSvとなります。
       実効線量係数には、体内に取り込まれてから崩壊して消滅するまで、または体外に放出されるまでの時間による積分も含まれています。われわれの身体の中には常にカリウム40という放射性元素が存在し、それによる年間の被曝量は約200μSvで、300Bqのヨウ素131を含んだ水を30L飲むのと同じぐらいですから、大量に取り込まない限り影響は限定的です。ちなみに、三朝温泉では、泉水中のラドン濃度として9361Bq/Lという数値が得られています。ただ、実効線量係数は、対象年齢などによっても異なり、0歳の場合は係数が大人の約10倍で、許容量は大人の約1/10ということになります。

 


 

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