原発の再稼働についてどう考える

    • 投稿者:石橋 保
    •  菅直人前首相がストレステスト導入や浜岡原発の運転停止要請など唐突な脱原発宣言を行った結果、今年の5月に国内すべての原発が運転を停止しました。昨日、野田佳彦首相は国民生活を守るためと関西電力大飯原発の再稼働が必要だと表明されました。同時に、首相は中長期的な原発の運転にも言及されましたが、専門家でもない首相が事実上の原発安全宣言を行われたことには違和感があります。島根県にも原発があり、県民の関心が高いと思われますが、園山県議は一連の問題に対してどのように考えていますか。
    • 投稿日: 2012年6月09日
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  • 原発については国の全面関与が不可欠です

    • 投稿者:園山 繁
    •  福井県原子力安全専門委員会は関西電力大飯原発3、4号機について、「福島第1原発事故を教訓に想定すべき地震・津波が来ても、原子炉の安全を確保するために必要な対策は確保できている」と評価し、政府が示した安全性に関する判断基準を妥当としました。これにより、西川一誠福井県知事は再稼働に同意すると思われますが、野田首相の会見からは、夏場の電力需給の逼迫が予想される関西電力に対する政治判断が原発の安全性確保に優先したとの懸念を払拭させることはできませんでした。溝口島根県知事は、島根原発再稼働などについて「福島で何が起こったのかを政府がきちんと検証、報告し、その上で、必要な安全対策が講じられた後に、専門家や議会、地元自治体の意見を聴取して判断する」としており、現時点では島根原発について云々できる状況にはありません。
       日本では、「電気はあって当たり前」の社会であり、電力不足によって生産活動が制限される事態など想像もできません。現代社会にとって電気は住民生活の血液であり、安定的かつ安価で供給されることが不可欠です。供給量の30%を担ってきた原発を直ちに廃棄して水力や木質系バイオマス、ソーラーなどに転換することは極めて困難で、石炭、石油、天然ガスで代替することも資源を持たない日本の国益を大きく損なうことになりますから、安全性を再確認した上で、一定期間、原発を稼働させる必要があるとする意見は当然だと思います。
       国のエネルギー政策にかかわる政府の基本方針が、首相の短絡的な発言でコロコロ変わることは、著しく国益を損なう事態です。しかし、絶対安全とされてきた原発が事故を起こしたことは事実であり、国は、原因をきちんと究明し、事業者に必要な安全対策を講じさせた上で、専門的知見を有する人たちで構成する審査機関の評価をすべきです。福島の例で明らかなように、万が一の場合、事業者や自治体に事故処理が能力が無い以上、原発の稼働については国の責任で行うことが必要だと思います。

 


 

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