学校での体罰について

    • 投稿者:石橋 保
    •  大阪市立桜宮高校のバスケットボール部の指導顧問がキャプテンの生徒に対し度重なる体罰を加えていたことが、マスコミで連日大々的に取り上げられています。生徒が自殺したためにとりわけ大きく報道されているようですが、大阪市の橋元市長は徹底対応を表明し、文科省も義家政務官を現地に派遣するなど、大きな問題に発展していますが、園山県議の意見をお聞かせ下さい。
    • 投稿日: 2013年1月16日
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  • 暴力行為を正当化する理由はない

    • 投稿者:園山 繁
    •  前途有為な青年が自ら死を選択せざるを得ない状況に追い込まれた今回の事案は極めて不幸な事態であり、常態化していた暴力行為を容認、正当化する理由は全く見つかりません。厳しい鍛錬によって心身が鍛えられ、師弟の信頼関係が深まることと「暴力を容認・我慢する」ことはその本質が全く異なるもので、優れた指導者には、常に「徹底して理を説く」姿勢があり、成果はその延長線上にしかないように思います。暴力=体罰として熱血指導と暴行が不可分のように言われますが、体罰と暴力は似て非なるものがあり、問題の本質を論ずることなしに同列視して報道されていることは疑問です。とりわけ、学校現場で部活動などの課外活動で青春の炎を燃やすことは人間形成の上からも得難いものであり、顧問・指導者と保護者の連携や指導者のストレスを分散、軽減するといった対応の必要性を感じます。
       文部科学省は、「いかなる場合においても、殴る、蹴る等の身体に対する侵害や正座・直立等特定の姿勢を長時間保持させる等肉体的苦痛を与える懲戒である体罰を行ってはならない。体罰による指導により正常な倫理観を養うことはできず、むしろ児童生徒に力による解決への志向を助長させ、いじめや暴力行為などの土壌を生む恐れがあるからである」との通達を出しています。
       教師は生徒の指導に際し一定の懲戒権を有すると考えられ、教員現場で生徒に対する暴行を「体罰」に包含させていることが、暴力を容認、見逃してきた要因です。部活動の指導に熱心な教員は、毎日の早朝や放課後の練習、休日は朝から遠征、自腹で生徒に食事を食べさせるなど、周りから「先生は自分のプライベートを犠牲にして、あそこまでやっている」という特別視されることも多く、「先生と生徒の信頼関係があれば体罰があってもいい」「愛情のある体罰によって成長する」という意識が教員、生徒、保護者に残り、外部の目が届かない閉鎖空間で体罰と称する暴力が継続してきたことも事実です。
       指導者に従順であることが美徳とされる環境下で「努力すれば勝てる」として敗戦やミスを努力不足として糾弾、罰することは根性論が主流であったスポーツ界では珍しいことではありません。暴行又は過重な身体的苦痛を伴うメニューの懲戒は主役が選手ではなく指導者であることを物語っており、理論に基づいた指導法が取られるべきスポーツにおいて、暴力をもって指導することは許容されていないのです。
       桜宮高校のみならず連日スポーツ指導者の「体罰」がメディアで大きく報道されています。内容は当事者からの告発や学校、教育委員会などの調査による発表を取り上げたものがほとんどですが、明かな暴行が「体罰」事案として報道されていることには違和感と嫌悪感を覚えます。このままでは指導者に付与されるべき懲戒権のすべてが否定され、学校現場の教師のモチベーション低下が際限なく続くように思えてなりません。
  • すべて学校の対応が悪いのでしょうか

    • 投稿者:一市民
    •  学校での生徒のいじめが原因の自殺も教師の暴力が原因の自殺も問題の本質は同じではありませんか。思春期の子供たちが悩み、苦しんでいる問題を受け止めて、良い方向に持っていく大人の知恵がなくなっているのではないでしょうか。教師や友人はおろか親子のコミュニケーションの不足というか気づきの遅れが深刻な問題を引き起こしているように思えてなりません。私たちは従前、たとえ、学校生活の中で発生したいじめや暴力などの問題であっても、教師ばかりでなく家庭や友人、隣人、地域社会など、さまざまな人たちや場所で癒しや助けを得て、その都度乗り越えて解決してきたはずです。今日、起こっている問題について、学校や教師にすべての責任を押しつけ、批判し、改善を強要しても問題は何一つ解決しないと思います。

 


 

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