平成30年2月定例会一般質問(5)

  • 美味しまね認証(島根県版GAP)のブラッシュアップについて

    • 平成21年から島根県が取り組んできた島根県版GAPである美味しまね認証については、他の都道府県よりも取り組みが早く、ノウハウの蓄積もできているように思います。
      しかし、認証開始からかなりの時間が経過しても、生産者へのアプローチ不足や有利販売につながらないなどの評価によって、参画する生産者の数は増加していないようです。
      ところが、東京オリンピックの開催決定に合わせて、国がGAPの推進を掲げたことから、急激に関心が上昇し、JAしまねも本格的に取り組む方針と聞いております。美味しまね認証は国内規格であるJ-GAPに準ずると評価され、登録にかかる初期経費や認証の継続にかかる経費も驚くほど安価とのことですが、県内の生産者にはそうした認識は広がっていません。
      そこで、現状の認証状況をご説明いただいた上で、審査にあたる人材の育成や認証体制の整備についてどのような取り組みがされ、生産者の皆さんの参画を推進するためにどのような取り組みをされるのかお尋ねします。(農林水産部長)
      また、美味しまね認証は現段階では国内のトップランナーであり、その優位性を保っていくためには、認証項目を国際規格となるG-GAPの水準に引き上げていく必要があります。
      美味しまね認証のブラッシュアップを図ることはもちろんですが、同時に、認証取得から段階的に取り組みを進化させ、G-GAP取得に至るプログラムを作る必要があると考えますがいかがでしょうか。(農林水産部長)
  • 松浦芳彦農林水産部長答弁

    • 美味しまね認証の現状と課題について
    •  美味しまね認証の認証数は、これまでの累計で品目数158、経営体数270となっており、近年増加傾向にございます。一方で、県内の認定農業者1,244経営体のうち認証を取得しているのは90経営体にとどまっているなど、担い手への普及が不十分であり、今後さらなる浸透が必要と考えております。
       美味しまね認証のプロセスは大きく3つに分かれておりまして、核となりますのは水準を満たしているかどうかの審査でございますが、審査に先立ちまして認証取得を希望する生産者に対して指導を行うとともに、県内の生産者に対して広く認証の必要性やメリットについて普及啓発を行っているところでございます。このうち、審査につきましては県職員による現地審査と第三者機関による書類審査がございますが、特に現地審査を行う県職員の技量向上が重要であり、審査基準の目合わせや現地での模擬審査を実施してるところであります。
       また、指導や普及啓発につきましては、現在県の普及員、JA、市町村職員等合わせて60名をGAP指導員として配置しておりますが、今後特に重点的に進める必要がございます団体認証などに的確に対応できるよう認証取得に必要な準備や管理につきまして、事例に基づく講習や、現地でベテラン指導員のノウハウを学ぶ機会を設けているところでございます。今後、より生産者の参画を進め、認証を拡大するため、現地審査を行う県職員とGAP指導員につきましては、研修の充実を始め、さらに育成を強化する方策を幅広く検討し、質、量、両面でのレベルアップを図ってまいります。また、推進組織につきましては、現在県全体で設置しておりますが、よりきめ細かい支援が可能となるよう、地域単位でも設置を進めていきたいと考えております。
       美味しまね認証制度のブラッシュアップについては、国が積極的なGAP推進を掲げ、他県の制度も追いついてきている中、美味しまね認証の優位性を保つためには他県に先駆けてブラッシュアップすることが必要と考えます。そこで、美味しまね認証制度を県GAPとしては全国でも最高水準のものとするため、平成30年度中にはより高度な認証制度をスタートしたいと考えております。その上で、初めての生産者が取り組みやすくなるよう基礎的なGAPである現在の美味しまね認証水準のものも継続し、2本立ての制度として考えております。この制度の見直しによりまして、美味しまね認証の中で基礎的なGAPの取り組みから始め、より高度なGAPの習得へと進め、さらに意欲のある生産者は、グローバルGAPへ進んでもらうという道筋を想定しております。このような認定者の取り組みの高度化をスムーズに進めていくために、県としては関係機関、団体と一体となり、それぞれの生産者の段階に応じたレベルアップのための研修や、個々の生産者へのきめ細かい支援策などを今後検討していきたいと考えております。

 


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