平成30年2月定例会一般質問(前文)

  • 平成30年度島根県一般会計予算に対する質疑にあたって

    •  昨日から思わぬ強い西風の春の嵐が吹き荒れ、2月初めには三十数年ぶりの大雪で、県内各地に被害が広がっています。執行部各位には、被害を受けた県民に対し、迅速・適切な支援を行っていただくようお願いする次第であります。
       去る1月31日、元シャープ副社長の佐々木正氏が永眠されました。LSIや液晶、そして太陽電池など世界の半導体産業の基礎を作り上げ、アメリカでは「ロケットササキ」、日本では「電子立国の父」と称される偉大な技術者であり、この人なくしては、アップル創業者である故スティーブ・ジョブズ氏やソフトバンクグループの孫正義会長の成功はなかったと言われております。浜田市ご出身の佐々木氏は、島根県でも企業誘致や産業技術センターの運営・助言などに大きなご貢献をいただきました。  
      100才を超えて、なお、矍鑠とされていた佐々木氏は、お亡くなりになる前に「夢の世界もコンピューターの領域に入る」「人類はAIと二人三脚で歩むべき」「数字や理屈の世界は終了し、勘や閃きが大切になる」と時代の進化を予測し、 「地球生命を考え、地球を救うために、科学者は高い志を持ってほしい。」とするコメントを「私の遺稿」として遺されております。
      ここに、永年に亘る佐々木氏のご貢献に感謝申し上げますとともに、心からご冥福をお祈り申し上げます。

      さて、平昌オリンピックが閉幕いたしました。日本の獲得したメダルは金4,銀5,銅4の合計13個で、冬季オリンピックとしては過去最高であります。メダルにいま一歩の4位、5位もありますから、本当に素晴らしい結果であったと思います。
      血のにじむような鍛錬の末に、磨き上げた技と鍛え上げた心身で熱戦を繰り広げた選手諸君に心からの拍手を贈るとともに、大きな感動を与えてくれた選手、指導に当たった監督、コーチ、様々なサポートにあたった支援スタッフ、家族や関係者の皆様に深甚なる敬意と感謝を申し上げます。
      ところで、今回のオリンピックでメダリストとなった皆さんのコメントには、必ず、支えてくださった皆さんへの感謝があり、究めて、なお謙虚な姿勢に感動が倍加し、頭が下がりました。松下電器の創業者である松下幸之助氏の言葉に「逆境であれ、順境であれ、その与えられた境涯に素直に生きることである。謙虚の心を忘れぬことである。素直さを失った時、逆境は卑屈を生み、順境は自惚れを生む。」とありますが、その道を究めたアスリートの姿勢は、近江聖人と称えられた江戸時代初期の陽明学者である中江藤樹の「順境にいても安んじ、逆境にいても安んじ、常に坦蕩々として苦しめるところなし。これを真楽と言うなり。萬の苦を離れて、真楽を得るを学問のめあてとす。」とした生き方の要訣を説いた言葉に重なるもので、範とすべきものだと思います。

      島根県にとって、遅れている社会基盤の整備が必要であることは言うまでもありませんが、同時に、社会や時代は、安全や安心、広報、サービスなど、「かたちのない投資」いわゆる「無形資産投資」を意識・考慮することを求めており、行政も、そうした点にしっかりと応えていかなければならないと思います。
      私は、今議会に提案されました平成30年度島根県一般会計予算に盛り込まれているいくつかの項目、施策の内容について質疑するとともに、今後の執行にあたって留意すべき点について指摘したいと思います。

 


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