明けましておめでとうございます。平成29年の年頭にあたり、謹んで新春のご祝詞を申し上げます。
昨年は、イギリスの国民投票やアメリカの大統領選挙などマスコミの事前予測と異なる民意が示され、特定のフィルターを通してもたらされるメディア報道が必ずしも正確とは言えないことを痛感し、また、熊本や鳥取の地震、東北、北海道の豪雨、新潟(糸魚川)の大規模火災など、「危機管理」を考えさせる事象が頻発した年でもありました。
リオデジャネイロオリンピック、パラリンピックでの日本選手の躍動や日本人のノーベル賞受賞、島根県でも松江城の国宝指定や映画「たたら侍」の国際映画賞での受賞などワクワクするニュースがたくさんあった一方で、参議院選挙の合区や三江線の廃止決定など人口減少故の厳しい現実を目の当たりにさせられました。
小生も還暦を過ぎ、いつの間にか地方議員の生活も四半世紀を超えました。依然として少子高齢化の進行する島根県ですが、懸命な定住対策によって社会動態は均衡しつつあり、住む人々が幸せを実感し、明日の希望の持てる地域社会の創造に微力を尽くしたいと思っています。
本年の皆様のご多幸をお祈り申し上げますとともに変わらぬご高誼のほどお願い申し上げます。