• 自民党島根県連の正常化が急務

    • 混乱を収拾するカギは国会議員の手の中にある
    •  6月7日に松江市内で開催された自由民主党島根県支部連合会(自民党島根県連)所属の県議会議員で構成する常任総務会で福田正明幹事長の不信任動議を提出しました。小生にとって福田幹事長は永年にわたって薫陶を受けてきた先輩で、尊敬する議員であることは今もって変わりませんが、「会長不在」を理由に総括を行わず、県連役員の多くが辞任したままの組織体制で参議院議員選挙を迎えれば、分裂状態が長期化・固定化するおそれがあると考え、お叱りを覚悟の上で、敢えて一石を投じました。
       今春の知事選挙に至る経過は、自民党島根県連が1月9日に東京都内で開催された国会議員と県連役員で構成する選挙対策委員会(11名)で、自民党所属の県議会議員22名中15名が推した丸山達也さんではなく、国会議員の総意で、大庭誠司さんを推薦候補に決定したことに端を発し、1月11日、副幹事長や政調会長、組織局長など多くの役員が辞任しました。1月18日に松江市で開催された常任総務会で、青木一彦参議院議員が竹下亘県連会長からの伝言として「党議決定に従わない者は除名」とされ、これに反発した15名のうち14名が退席し、負ければ党籍剥奪も覚悟の分裂選挙となりました。
       当初、党本部は大庭さんを推薦候補とはせず「支持」とし、党規違反を問わないとしていましたが、3月1日に「推薦」としたことから、県連選対本部からの発出文書には「党規違反者は処分」との文言が付記されるようになりました。選挙の結果は丸山達也さんが当選し、4月10日付けで竹下会長と福田幹事長名で「今後、選挙戦の分析と総括を行って改めて党組織の立て直しを図り、夏の参院選に向けて取り組む」と書かれた文書が出され、早期の混乱収拾が図られるものと思いました。しかし、常任総務会の招集はなく、連休明けの5月18日に出雲市で「合同会議」が開催通知がありましたが、知事選の総括が行われないとのことから、多くの関係者が欠席しました。
       4月の知事選が終了して2か月が経過して、初めて開催された常任総務会には知事選を主導した国会議員の姿はなく、知事選の総括や人事に関わる組織の重要事項を棚上げし、県連の主要役員を欠いたまま、参議院選挙の組織体制を議論することなど無茶なことです。言うまでもなく、多数決を決着手段とする民主主義の基本原則は選挙であり、様々な経過があっても投票結果を受け止め、勝者は敗者を労わり、敗者は将がすべての責任を負うと言うのが上に立つ者、組織を背負う者の宿命・処し方だと思います。
       知事選に関する党議違反の処分に言及し、組織の亀裂を拡大・長期化させたのは国会議員諸氏であり、参議院選挙まで1か月、衆参同日選挙も囁かれていますが、1日も早く対立に終止符を打ち、組織の再構築を図り、「出直し」するカギは竹下、細田、青木、三浦の国会議員の手の中にあります。

    • 掲載日: 2019年6月08日

 



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